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寒いのと花粉がイヤで南の島に逃げてきたラテン系マラソン管理人のブログ

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ラテン系マラソンおじ

Author:ラテン系マラソンおじ
本場中南米製ハンモックで眠るゲストハウス「カサ・デ・アマカ」管理人。07年7月、寒いのと花粉がイヤで北関東から沖縄の離島・伊良部島へ逃げてきました。ヘビ年生まれのサソリ座。facebookは「カサ・デ・アマカ/Casa de hamaca」で登録しています。

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薩摩の侵攻


 伊良部島では、子どもの卒業祝い、成人祝い、孫の誕生祝いなど家族にまつわるお祝い事は、ほとんど自宅で催します。
 うたげは、特に何時から何時までと決まっているわけではありません。
 招待を受けたときは、ちょっと身なりをただし、3000円ほどのご祝儀を懐に入れ、三々五々お祝い宅へ向かいます。

   *   *   *

 広間にセットされた宴席には男性しか座れません。
 女性席はわきの別室か台所あたりにちんまりと設けられています。

 たとえ夫婦でお祝いに伺ったとしても別々の席に通されます。
 当初、私は真っ先に「男尊女卑」という言葉が浮かびました。

   *   *   *

 江戸時代初め、薩摩藩は貿易権益などを狙って琉球に侵攻し、以来2世紀にわたって王国を実効支配しました。
 薩摩藩は、宮古島にも役所(在番)を置き、厳しい年貢と労働力の徴発を強いる一方、民間信仰行事や百姓男女が参集して踊るクイチャーなどは農耕を疎かにするとして禁止しました。

 また、薩摩の小役人を通じてヤマトの流儀、特に薩摩文化が宮古島の有力者層にかなり流入しました。

   *   *   *

 鹿児島といえば、いまでも男性至上、男尊女卑風俗があれこれ取りざたされるお国柄です。
 伊良部島での宴席男女格差は、沖縄の伝統的文化だとはとても思えません。
 伝統は、神事においてそうであるように、むしろ女性上位です。
 私の見立てでは、江戸から明治初期にかけての薩摩支配の影響がうたげの席に残っている。

   *   *   *

 写真は、先日アマカで行なわれた伊良部長距離会忘年会の様子です。
 もちろん男女同席。
 
2012/12/22 15:12|未分類TB:0CM:4
コメント
あるいは、男女七歳にして席を同じうせず。首里王府のChina風スタイルか、と考えたこともありました。

いずれにしろ、明治の相当のころまで百姓庶民は、粗末な掘立小屋に住まい、食べ物はカライモだけ、1年をたった一枚の着衣で過ごすありさまですから、酒や宴会など考えられません。『みやこの歴史』には「その衣食住の粗悪なること内地の乞食に彷彿たり」とあります。

つまり宴席は、薩摩や琉球からの派遣小役人と一部地元有力者だけに許される特別の場でした。利益誘導やわいろが横行していました。

話があらぬほうへ行きそうですが、宮古島周辺の宴席の原型は、薩摩風かChina風かはともかく、やはりこの支配層の流儀にありそうです。
女は隅っこへという発想が、大らかに踊り明かす島人の中から自然に生まれたスタイルとは考えにくいと思います。
らておじ #-|2012/12/23(日) 09:37 [ 編集 ]
その主催された主役が女の子の場合はその子はどこに座るんですか?
ところどころに文化でこういうの残ってたりするんですよね~

今年もいろいろお世話になりました(^^)
来年もよろしくお願いします~
宝 #-|2012/12/31(月) 11:14 [ 編集 ]
主役に関係なくおじさんたちが飲む会、といった感じで進行します。
主役はときたまちらっと顔を見せるだけで、ほとんどどこかに遊びに行ってます。
らておじ #-|2013/01/03(木) 11:12 [ 編集 ]
御挨拶を忘れました。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
らておじ #-|2013/01/03(木) 11:14 [ 編集 ]
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