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寒いのと花粉がイヤで南の島に逃げてきたラテン系マラソン管理人のブログ

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ラテン系マラソンおじ

Author:ラテン系マラソンおじ
本場中南米製ハンモックで眠るゲストハウス「カサ・デ・アマカ」管理人。07年7月、寒いのと花粉がイヤで北関東から沖縄の離島・伊良部島へ逃げてきました。ヘビ年生まれのサソリ座。facebookは「カサ・デ・アマカ/Casa de hamaca」で登録しています。

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白鳥岬「暗黒の洞窟」


(続きです)

 私が「行きましょう」と促した。
 ジェニーAは後ろで、年寄りはどうとかこうとかぶつぶつ言いながら再びパドルの手を動かした。

  *  *  *

 カヤックは二人乗り。私が前席、ジェニーAが後席である。
 波が不安定で、海洞の口は高さ50センチあたりを上がったり下がったりしている。
 仰向けにひっくり返り、シーカヤックの鼻を突っ込む。
 前の私が両手を自由にして岩をおさえてカヤックを安定させる。
 微妙な技が求められる操舵は、ベテランのジェニーAである。
 
 入り口をすり抜けると、目の前をふさぐように大きな岩がぶら下がっていた。
 しっかり硬い鍾乳石だった。
 鍾乳石と言うくらいだから、やっぱり「乳」だ。
 小さな部屋の中央に垂れ下がる巨乳である。
 
 左側に通路が見える。天井は低く尖っているが、また同じように仰向けの姿勢で抜けられそうだ。
 「行くよ、ジェニー」
 ジェニーAは、まだ何か煮え切らない。
 海洞の中は、うそのように波が消え、穏やかである。
 両手で岩を伝い、右へ巻くように進む。
 偵察目的だったのでヘッドランプは一つ。後ろのジェニーAが着けている。前方は暗黒である。

 5メートルほどの隘路の先には、大きなドームが待っていた。
 入り口を思うと、信じられない広さの空間である。光はまったく届かない。
 二人で感嘆の声を上げた。ヘッドランプの明かりを頼りに首を回しているのだが、ドームが私たちを中心にぐるぐる回っているような錯覚にとらわれた。しばし幸せな時間が流れた。

 「巨乳の小部屋」「暗黒のドーム」新発見!!
 .......としておこう。

  *  *  *

 暗黒のドームは、シーカヤックが十分に旋回でき、天井には手が届かない広さだった。
 空気は、通りが悪いのか、むっと暑くよどんでいた。

 ジェニーAは、巨乳を惜しむようになでまわし、ややがっかりした様子で海洞を出た。
 この海洞がどこか別の出口まで続いているのではないか、という期待があったからだ。

 暗黒のドームから、左手のトンネルをさらに進んでみたが、残念ながらその先は行き止まりだった。

  *  *  *

 だいずずみ!
 ネイティブ伊良部人ジェニーA、今日もありがとう。
2008/07/23 09:51|自然TB:0CM:3
コメント
完全に遊んでますねえ。
もしやもしやコレって...。

小説にして儲かろうと企んでませんか?w

アドベンチャー巨編! なんか書けそうじゃないのぉ!

それにしても、私の人格がずいぶんと堕落させられていますねぇv-414

...こんなのいじめじゃ~v-363v-406


失うもの多きA。 #-|2008/07/23(水) 15:32 [ 編集 ]
ラッティーは気づいてないのだ、

(ジェニーの躊躇が)ラッティーの海ワザを
案ずるあまりの躊躇、ためらいであったということを。

「アゴ」より「ハート」をしびれさせたい君の友情を。

だからジェニーよ、
嘆くな、
負けるな、
財を成せ。

さあ、涙を拭いて
巨乳片手にオリオンビールで、乾杯!。まいど!

女房殿に連れられて、おいらは今から日本海。



BAMBOO #BlJMHSWo|2008/07/24(木) 04:17 [ 編集 ]
ちょっとシモネタ好きではあるが、海のベテラン、島を知り尽くすヒーロー、少年の心で冒険するジェニーAv-363

今後ともよろしくお願いします。
管理人 #-|2008/07/24(木) 08:52 [ 編集 ]
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