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寒いのと花粉がイヤで南の島に逃げてきたラテン系マラソン管理人のブログ

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ラテン系マラソンおじ

Author:ラテン系マラソンおじ
本場中南米製ハンモックで眠るゲストハウス「カサ・デ・アマカ」管理人。07年7月、寒いのと花粉がイヤで北関東から沖縄の離島・伊良部島へ逃げてきました。ヘビ年生まれのサソリ座。facebookは「カサ・デ・アマカ/Casa de hamaca」で登録しています。

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沖縄三女性のものがたり

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 アマカの本棚から、沖縄に生きた三人の女性を巡るノンフィクションをご紹介します。

   *   *   *

『美麗島まで 沖縄、台湾 家族をめぐる物語』(与那原恵・ちくま文庫)
 著者の家族の歴史をたどる旅。祖母夏子は松井須磨子の劇団「芸術座」に所属した沖縄初の舞台女優、その夫南風原朝保は森鴎外の日記にその名が出てくる医師だった。朝保の弟朝光はご存じ沖縄屈指の画家。家族の物語に沖縄、日本、台湾の歴史が交錯する。

『ナツコ 沖縄密貿易の女王』(奥野修司・文春文庫)
 終戦から数年間、占領下沖縄に密貿易の時代があった。世にケーキ(景気)時代という。糸満生まれの金城夏子は「女親分」として密貿易に携わった。苦しい時代に、沖縄庶民のたくましきエネルギーを象徴する存在だった。物語は、沖縄諸島を中心に日本、台湾、香港、マカオ、上海などにも広がる。

『沖縄独立を夢見た伝説の女傑照屋敏子』(高木凛・小学館)
 照屋敏子は、作家大宅壮一が「沖縄に男あり」と評した女傑である。糸満漁法による船団を組織して名を馳せ、「奇跡の1マイル」那覇国際通りで宝石とワニ皮を扱う「クロコデールストア」を構えた。敏子は「沖縄は日本のものでもアメリカのものでもない。琉球人のもの。独立すべきだ」と夢見ていた。

   *   *   *

 たくましくも哀しい沖縄女性のものがたり。
 3冊の本はそれぞれ独立したノンフィクションでありながら、3冊で1冊の本とも読めます。
 与那国島や台湾にもきっと行ってみたくなります。
 
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2013/03/22 15:34|歴史TB:0CM:0

現役の古井戸

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 島のサトウキビ畑のあちこちが、バリカンが入ったようにすっきりしてきました。
 農家のキビ刈り作業は大詰めです。

   *   *   *

 伊良部島字伊良部にフナパガーという古井戸があります。
 15世紀ころの開削とされ、近くのフナパ村、ウポザト村、ウポドウ村の中心にあったといいます。
 この井戸に祀られるのが女神。先にご紹介したカンザトガーの男神とともに「夫婦神」として信仰を集めてきました。

 さてこのフナパガー、数百年を経ていまでも現役です。
 階段を10メートルも下りると、透明な地下水がそよそよ溜まっているのが見えます。

   *   *   *

 フナパガーからくみ上げた水は、この時期だけ稼働する伊良部製糖工場へ送られ、ボイラーの冷却などに使われます。
 製糖工場の設立が1962年(昭和37)のことですから、かれこれ50年ほど島の主要産業に役立っているわけです。

 自転車で井戸巡り。
 カンザトガー→ダキフガー→フナパガーとご案内します。
 

(*いろいろと教えていただいた伊良部長距離会クガイ会長に感謝申し上げます。)
2013/03/19 17:51|歴史TB:0CM:0

カンザトガー(神里井戸)

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 伊良部島の佐良浜地区に水道が敷設されたのが1966年(昭和41)、島の7部落全部に送水が行きわたるのがその4年後のことといいますからそれほど昔のことではありません。

 それ以前は、雨水もしくは共同井戸が庶民のよりどころでした。
 ダキフガー、フナハガー、コヤガー、アラガー、サバウツガー、ンマガーなどが共同井戸として『伊良部村史』に載っています。
 (「ガー」は「井戸」の意。全部の所在地を確認したわけではありませんが、いくつかは井戸跡として残されています。)

   *   *   *

 カンザトガー(写真)もその一つです。
 地上から5メートルほどの深さに大きく掘って石段と垣を組み、底に井戸本体があります。
 説明書きには、「15世紀の開削で、今でも『生まれ元島の水』として神事に使われている」とありますが、井戸はすでに土で埋められており、水の姿は見えません。
 あるいは、ここで神事だけが引き継がれているのでしょうか。

   *   *   *

 自転車で旅行している大学生カップルといっしょに、伊良部島の古跡を巡りました。
 すっかり初夏模様。自転車に一番いい季節の訪れです。
 
2013/03/17 11:07|歴史TB:0CM:0

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