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寒いのと花粉がイヤで南の島に逃げてきたラテン系マラソン管理人のブログ

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ラテン系マラソンおじ

Author:ラテン系マラソンおじ
本場中南米製ハンモックで眠るゲストハウス「カサ・デ・アマカ」管理人。07年7月、寒いのと花粉がイヤで北関東から沖縄の離島・伊良部島へ逃げてきました。ヘビ年生まれのサソリ座。facebookは「カサ・デ・アマカ/Casa de hamaca」で登録しています。

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シビまたはホーミーとか


 ペンチをつかって、ひたすら二つに割り、用意整った図です。
 殻がこちこちに硬いので、腱鞘炎持ちの指にこたえました。

   *   *   *

 沖縄の標準語ではシビ、伊良部島ではホーミーとも申します。
 宝貝です。
 財布に入れておけばざくざくお金がたまり、その形状からして子宝・安産の御利益があるといわれます。

 大潮だった昨日、貝拾いに出かけました。
 大物のサザエは目の利くオバアに頂いたきりでしたが、このシビはまあまあの収獲でした。

   *   *   *

 島人は御利益よりも腹の足し。二つに割ってもっぱらみそ汁の具に使います。
 ほのかな海の香りがにじみ出てあっさり風味。小さなアワビのような形の身はヌメッとしています。
 その食感を楽しむタイプの貝です。

   *   *   *

 シビはともかく、ホーミーとはあまり口にしないほうがいいようです。
 「宝見」と当てるようですが、女性自身を意味するらしく、妙齢の方を前に「ホーミーが食べたい」などと言ったりすると横っ面をひっぱたかれるかもしれません。

●訂正●4月26日
伊良部人(いらぶひと)クガイ会長からクレームが入りましたのでここで本文を訂正させていただきます。
宝貝の呼び方ですが、伊良部島あたりではふつう「シビ」だそうです。
「ホーミー」はむしろ沖縄での隠語系。
本島で正規に何と称するのかは調べきれませんでした。 
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2012/04/24 09:54|自然TB:2CM:3

伊良部島最初の移住地


 村を棄ててから何年経っているのでしょう。

 井戸跡の石積みが、大木の根にすっぽりおおわれて、痛々しいほどに締め付けられています。
 石積みの上に落ちた種子がいつしか芽を出し、ジャングルの雨と木漏れ日を浴びて伸び、こんな大きな木に育つまでの時間が経過しています。
 20年ほど前に見たメキシコ・マヤ遺跡の光景が蘇ってきました。

   *   *   *

 展望台のある牧山の下あたりに「久貝村」はありました。
 記録に残る伊良部島最古の集落です。
 1310年のこと。浜の近くに宮古島の漁師が仮小屋を建てたのがその起こりとされています。
 
 井戸跡「マキガー」は村の唯一の名残りです。
 (「ガー」は井戸の意。「マキ」は地名でしょうか。)

 急な斜面を五、六メートル、埋まった井戸の底へ下りることができます。

   *   *   *

 お申し出ください。いつでもご案内します。
 
2012/04/20 10:13|歴史TB:1CM:2

今年も泣きました


 4月15日、午後8時30分。
 第28回宮古島トライアスロンはスタートから13時間30分が経過。
 制限時間のため、ゴールの陸上競技場の門が閉ざされました。

   *   *   *

 前浜ビーチのはるか彼方までゆく3キロのスイム・バトルをクリアし、宮古島のアップダウンを1周半もする155キロコースを自転車でもがき、挙句の果てに待っているのが南の太陽が照りつけるフルマラソン42.195キロ。

 閉ざされた門の前で、ウエアは塩が吹いてよれよれ、すでにおなかがぽっこり膨れた中年男性選手が妻らしき人に抱えられて号泣していました。
 13時間半の苦闘の末、わずか何秒かが足りませんでした。

   *   *   *

 アマカの顧客である歯科医のヨシダ先生が、この4月宮古島に移住しました。
 つねづね「俺の目標はトライアスロン」と豪語していたものの、このところチキン風が吹いてトーンダウンしていました。

 この日は、初めてのトライアスロン観戦。
 中年オヤジの戦う姿、そしてどうやら家族や友人に迎えられるゴールシーンに、いたく心を動かされたようです。
 次々にゴールするストロングマンを前に、「来年は出る!」と再び宣言しました。
 男です。二言はない。
 みなさん、応援よろしくお願いします。
2012/04/16 12:48|民俗・行事TB:1CM:4

伊良部島のトンネル


 足もとの悪い真っ暗闇のトンネルを、頭をかがめて歩くこと30メートルほど。
 ぽっかりと開いた出口からは、宮古島平良港方面と青々とした海峡を額縁絵のように見ることができます。
 出口は崖の中腹にあり、すぐ下には手つかずの原生林が広がっています。

 宮古島方面から上陸する敵軍を撃つには格好の場所であったと思われます。

   *   *   *

 伊良部島にも太平洋戦争の爪痕がいくつか残っています。
 件のトンネルは、軍が数カ月をかけて掘り進めました。
 1944(昭和19)年から翌年にかけてのことです。
 兵員だけではこと足りず、村の青壮年が召集されました。
 ツルハシ、石斧、金棒を持参のうえ汗水を垂らした挙句、開通とともに終戦を迎えたそうです。

   *   *   *

 トンネル入口は、伊良部島牧山展望台のすぐ下にあります。
 付近に草ぼうぼうの遊歩道があるので、探検気分で散策してみるといいでしょう。

 一つ付け加えておきます。
 非公式な調査ながら、伊良部島の空襲被害は死亡3名、住宅焼失7軒、家畜二十数頭、伊良部・佐良浜国民学校校舎破壊、畑地に着弾痕数か所との報告があります。

   *   *   *

 意外と博識クガイ会長に案内していただきました。
 まだまだ続きます。
 
2012/04/11 11:16|歴史TB:1CM:2

元島のたまいし(伊良部島)


 伊良部島西側の高台。
 風が通り、下地島方面の穏やかな海がかなたまで見渡せます。
 サトウキビ畑の真ん中に、6、70センチほどの石が祀るように置かれています。
 霊石(たまいし)と呼んでいます。
 
 いつもは繁るサトウキビの葉に隠れているので、収穫が終わった春から夏の間にしか見ることができません。

   *   *   *

 あたりには、いつのころまでかは不明ですが、集落がありました。
 「元島」という部落だったそうです。
 霊石の置かれている隣の畑の石垣では、今でも瓦や土器のかけらを見つけることができます。
 集会所跡だといいます。

   *   *   *

 『伊良部村史』によれば、伊良部では部落のことを「スマ」といいます。
 してすると、元島(もとじま)という名からは、伊良部の元となるようなかなり古い部落が想像できないでしょうか。

 この石。
 信仰にかかわる霊石説のほかに、村長の娘の化粧台、裁判所のものなどの俗説があります。

   *   *   *

 意外と博識クガイ会長に案内していただきました。
 まだまだ続きます。
2012/04/07 09:55|歴史TB:1CM:0

花の駅伝おじさんレース


 世に箱根駅伝は知られますが、宮古島でも、あの苦しみ・喜びの一端を体験できる駅伝大会があります。
 春の名物「学区対抗・宮古マスターズ駅伝競走大会」。宮古フェリー旗を争います。
 マスターズ大会ですので男子30歳以上・女子25歳以上と下限年齢のみが定められ、例えば1区は25歳以上女子というように年代別の合計8区で情熱のタスキをつなぎます。

 伊良部学区代表は、もちろん伊良部長距離会のメンバーです。

   *   *   *

 長くなりますが、以下8区間のレース模様をお伝えします。

 花の1区(2.21キロ)はチーム紅一点「バレリーナのエミちゃん」が務めました。歩道をチームメイトのカイチョーやゴウさんが伴走したため驚きの走りを披露しました。9:30は自己新記録。元陸上部、トライアスロン選手など並み居る強豪のなかで4位という好位置でおじさんたちにつなぎました。

 2区(2.21キロ)は「ハーブパワーのチカさん」です。ここはいわば男子の第1区。50代の円熟のランナーがそろいます。中盤で3チームが団子になり、抜きつ抜かれつの好勝負を展開しました。順位を7位に下げたもののチカさん炎の走りは後続を大いに鼓舞しました。記録8:53。

 3区(4.42キロ)は伊良部長距離会エースにして「英会話堪能のケンゴさん」です。宮古島トライアスロンの練習追い込み中ということもあって絶好調、cool! ばねの利いた走りで2人抜き、順位を5位に上げました。トライアスロン本番も好結果を残しそうです。記録は15:55。

 4区(2.21キロ)は「コアラのマーチ・ナガタさん」です。40歳バリバリのトライアスリート。体重がまたしても増えて重そうに見えますが、生来のスタミナは衰えを知りません。マイペースの堅実な走りというべきでしょう、8:26で5位をキープしました。トライアスロンは完走間違いなしです。

 5区(2.21キロ)は「走る更年期ラテン系おじさん」こと私めでした。先日の心臓カテーテル検査入院以来、まれにみる練習不足でしたが、不整脈薬サンリズムを服用しつつフルスロットル、8:54のタイムで5位を死守しました。同い年、炎のチカさんに1秒遅れの結果ですから上出来です。

 6区(4.42キロ)は3区に並ぶエース区間です。「海のジェイソン・ステイサム・ゴウさん」の登場です。宮古島トライアスロン落選のショックを闘志に変え、チームの中核に恥じないトランスポーター的タフな走りを発揮し、前着と7秒差の6位でレースを作りました。記録17:12。

 7区(2.21キロ)は「伊良部島マラソン界のパイオニア・クガイ会長」です。上り坂を得意とするパワフルな走りが身上です。前を走る城辺チームをぴったり追走し、最終コーナー手前、得意の上り坂でぐいと抜き去り実力を見せつけました。記録8:01は貫禄です。

 最終8区(2.21キロ)は毎回「静かなる理論派サクマ副会長」のレギュラー・ポジションです。2秒後ろの城辺チームをぐんぐん引き離し、30秒先行く西城チームを追いに追い詰めました。ゴール前のデッドヒートには今大会最高の歓声が湧き上がりました。記録9:05。

   *   *   *

 副会長の追い上げはわずか1秒届きませんでした。
 しかし盛り上がったなぁ! 笑顔、笑顔のゴールです。

 伊良部マスターズチームは参加9チーム中ちょうど真ん中の5位の成績を収めました。

左からナガタさん、ジッチュウさん、ラテオジ、ゴウさん、副会長、エミちゃん、会長、チカさん
(写真チカさん提供)
2012/04/03 16:35|日常TB:0CM:4

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