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寒いのと花粉がイヤで南の島に逃げてきたラテン系マラソン管理人のブログ

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ラテン系マラソンおじ

Author:ラテン系マラソンおじ
本場中南米製ハンモックで眠るゲストハウス「カサ・デ・アマカ」管理人。07年7月、寒いのと花粉がイヤで北関東から沖縄の離島・伊良部島へ逃げてきました。ヘビ年生まれのサソリ座。facebookは「カサ・デ・アマカ/Casa de hamaca」で登録しています。

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なうしいがー、ざうかんも


 伊良部島には5つの方言があります。
 (らしい)
 1周30キロ程度の小さな島なのに、部落ごとに言葉が違うのです。

 たとえば、「調子どう? 元気ですか」というあいさつ。
 私の住む部落では「なうしいがー、ざうかんも」といいます。
 それが、港に近い部落では「なうばいやいば、じゃうかんな」。

 微妙に違う、いや、私にはぜんぜん違う。
 
  *  *  *

 伊良部長距離会のエース、ケンゴさんから聞いた祖父母の話。

 オジイとオバアは、隣り合ってはいるが別の部落の出身です。
 やっぱり女性は強かった。
 長年連れ添った結果、二人はオバアの部落の言葉で話すようになりました。
 オジイは最近そのことに危機感を持ち、自分の部落の言葉を思い出そうとしているそうです。

  *  *  *

 ケンゴさんの奥さんはナイチャー(大和人)です。
 夫婦間の会話は、私の聞くところでは標準語っぽい。
 でもケンゴさんはオジイ・オバアとは何語で話し、奥さんとオジイ・オバアは?

  *  *  *

 私は島に2年間住んでいますが、リズムといい発音といい単語といい、伊良部語にはお手上げです。
 集まりなどで方言の会話の中に入るとまるで外国人。
 それがまた居心地よかったりして。
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2009/05/27 11:28|民俗・行事TB:0CM:4

梅雨のさなかに


 伊良部島佐和田の浜です。
 ちょいと自転車で、左右にマングローブの見える道を行きます。

 凪いでいるので、波の音が小さく、ささ、ささっと間をおいて聞こえます。
 頭の中が空っぽになります。

 キューバを愛したヘミングウェイが、スペインのあるカフェを舞台に描きました。
 たくさんの作家が引用している有名なくだりです。
 スペイン語で「無」はnadaナダ。

  *  *  *

 そう、すべてはナダ、かつナダにしてナダ、…ナダにましますわれらのナダよ、願わくは御名のナダならんことを…、かくしてナダ…ナダ…、ナダはなんじのものなればなり。
 彼は微笑して、ピカピカのエスプレッソ・マシーンのある酒場のカウンターの前に立った。
 「何にします?」バーテンが訊いた。
 「ナダ」

  *  *  *

 オリオンの缶ビール1つが適当な夕暮れです。
2009/05/23 09:43|日常TB:0CM:6

「んー」掘り


 What time is it now?

 伊良部長距離会の会長が赤土にクワを入れているあいだぢゅう、この懐かしいフレーズが私の頭の中を繰り返しよぎりました。
 「掘ったイモ、いじんな」
 What time is it now?
 「掘ったイモ、いじんな」

  *  *  *

 サツマイモの原産地は中米メキシコあたりです。
 「camoteカモテ」といいます。
 ちょっと軟らかめの種類が多く、焼きイモにするとおいしかった記憶です。

 大航海時代以降、ヨーロッパ経由だったリ、北太平洋だったリ、南太平洋だったり、いくつかのルートで「カモテ」は東南アジアにたどり着き、大陸の明から琉球にもたらされたときは「唐イモ」と呼ばれました。

 関ヶ原合戦から9年後の1609年、薩摩藩は琉球に侵攻しました。
 九州に持ち帰ったときの名前は「琉球イモ」です。

 その「琉球イモ」は、薩摩から全国に広がって「薩摩イモ」とまた名前を変えました。

  *  *  *

 ここ伊良部島では、サツマイモを「んー」といいます。
 ナイチャーの私の耳には「うん」と聞こえます。

 日曜日、会長の畑に招待されて、島では初めてイモ掘りを体験しました。
 ここのイモは皮の色が白く、ほとんどジャガイモと同じです。
 中の色は、白っぽいのと紅の2種類があります。
 後者が有名な「紅イモ」です。

  *  *  *

 いい天気。
 「んー掘り」「うん掘り」
 「運掘り」と字を当てて、自分だけで幸せな気持ちになりました。
 
2009/05/18 11:45|食べ物・飲み物TB:1CM:6

台湾ラーメン


 ちょっと余裕ができたら船に飛び乗り、すぐそこの台湾まで屋台料理をつまみに行く。
 そんなささやかな夢は、去年の旅客航路廃止で絶たれました。

 それとは別に、以前からずっと気になっていたことがありました。
 「ジェニー、宮古でラーメンのうまいとこある?」
 ジェニーは、イラン人にも間違えられたことのある顔の濃いコテコテの島んちゅです。
 イラブルーツアーズの社長でもあります。
 「台湾ラーメン」

 いい名前じゃありませんか。
 東京麻布十番の「にらそば」以来のインパクトがありました。

   *  *  *

 台湾旅行の夢の名残と電気製品の買出しを兼ねて、私は宮古島へ渡りました。
 目指すは「さつきらーめん」です。

 資料によると、看板の台湾ラーメンは、ピリ辛でひき肉とニラのトッピング。
 色からするとたぶん醤油味。650円。

   *  *  *

 ランチタイムサービス。
 塩か醤油ラーメンが選べ、小さな日替わり丼つき。500円。
 
 台湾ラーメンを食べに行ったのに、私は価格に負けてしまいました。(写真)
 麺は手打ちでしょうか、好き好きがありそうです。
 黄色みが強く、つるつるタイプではなく、ぽさっとした感じ。

  *  *  *

 私、貧乏性です。
 課題をこなせず、また行かなくてはならない羽目になりました。
2009/05/14 09:30|食べ物・飲み物TB:0CM:8

満月に輝く


 夜風が涼しい5月9日。
 まん丸オレンジの夕陽と入れ替わるように、東の空から期待どおりの満月が昇りました。
 
 佐良浜港で仕入れたマグロ一匹をみんなで平らげたあと、いつもの段ボールをもって「渡口の浜」へ月見に出かけました。

  *  *  *

 写真は、夜9時。
 これが満月の明るさです。

 寄せる波のやさしい響き。
 きらめく水面のかなたに宮古島のともしび。

 800メートル続く渡口の浜が青白く輝いて、水べりで遊ぶワカちゃんのシルエットがロマンチックに浮かびました。
 私の影も、とても月明かりのそれとは思えないほど、くっきりと砂に落ちています。
 段ボールのマットに横になり、カヨちゃんが用意してくれた月見まんじゅうをさかなに、缶ビールをぐびー。
 うっはー。

  *  *  *

 月の輝く浜には、やはり、女性が似合います。
 長い髪が揺れて、甘い香りが漂ってくるようでした。
 
2009/05/10 17:39|自然TB:0CM:2

伊良部の夕陽です


 5月7日夜7時です。
 伊良部島「佐和田の浜」から、下地島空港に沈む夕陽です。
 橋のように見えるのは滑走路の誘導橋(?)です。

  *  *  *

 ジュッ。
 いくら伊良部が夕陽の名所とはいえ、地平線または水平線にまん丸のまま沈むのは稀です。
 
 空気が澄んで西の空の彼方まで雲がほとんどかかっていないからです。

 今年のGWは、ここ数年というもの毎年5月に沖縄を旅しているリュウさんでさえ驚くほどの爽やかさです。
 すぐ隣の石垣島では、5月としては観測史上始まって以来の最少湿度29%を記録しました。
 手や足がカサカサします。
 常春の楽園ハワイにいるような快適さです。

  *  *  *

 ご承知のとおり、今夜は満月。
 「渡口の浜」の白い砂をこうこうと照らします。

 楽しみな月見です。
 何とかカメラに収めたいものです。
 
2009/05/09 14:23|自然TB:0CM:0

渡口の浜で月見


 こんな夕日に彩られた5月5日。
 さぞかし星もきれいだろうと、私たちは夜の更けるのを待ちました。
 缶ビールやチュウハイをクーラーに詰めて、行く先は白砂のビーチ「渡口の浜」です。

   *  *  *

 自転車をこぎ出すと、空のど真ん中に、ライトが要らないほど月が輝いていました。
 月は、満月の4分の3ほどの大きさです。

 渡口の浜は、月明かりだけで写真を撮る石川賢治の作品のように、白く幻想的に光っていました。
 400メートルある浜の端に人が立っていたとしても見分けられるかもしれません。
 本が読めそうな明るさに、夏のシンボルさそり座もうっすらとしかたどれません。

 打ち寄せる波の先には宮古島の街の灯。
 好青年タクヤさんは、ビールをぐいっと飲みほして、
 「これは天国だ」とつぶやきました。

 あれは人工衛星か、とか何だの、時間が惜しいほどに、しみじみ過ぎました。

   *  *  *

 写真は佐和田の浜です。今頃、伊良部島は、ほぼ7時に日が沈みます。
 
2009/05/06 14:59|自然TB:0CM:2

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