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寒いのと花粉がイヤで南の島に逃げてきたラテン系マラソン管理人のブログ

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ラテン系マラソンおじ

Author:ラテン系マラソンおじ
本場中南米製ハンモックで眠るゲストハウス「カサ・デ・アマカ」管理人。07年7月、寒いのと花粉がイヤで北関東から沖縄の離島・伊良部島へ逃げてきました。ヘビ年生まれのサソリ座。facebookは「カサ・デ・アマカ/Casa de hamaca」で登録しています。

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伊良部島・佐良浜港にマグロ揚がる


 佐良浜港は、宮古島とフェリーで結ばれる伊良部島の玄関です。
 漁港もあります。
 カツオの一本釣りで有名ですが、イラブチャー(ナンヨウブダイ)やグルクンなどの近海魚やマグロも揚がります。

  *  *  *

 この日、カツオでも仕入れようかと漁港に出かけました。
 市場では、大きなまな板を前に陣取るおばちゃんが、水揚げした魚をまるごと、あるいはさばいて切り身やサクにして売っています。
 個人客や観光客も、もちろん大歓迎です。

 写真はキハダマグロ。こんなサイズが何本も船倉から引きずり出されました。
 すぐに量りに乗せ、仲買人が買い取ります。
 これは55キロありました。

 オバアが一人、小ぶりのキハダを前に仲買人と交渉していました。
 重さは5キロ。仲買人が聞き取れないような声で値段を言うと、オバアは3000円を渡しました。
 オバアはしっぽを中指と人差し指の間にはさんでぶら下げ、堂々とした足取りで市場を後にしました。

 その日、マグロはキロあたり600円だったということになります。
 ということは。
 ことは単純には行かないかもしれませんが、さっきの人間並みの重さのキハダマグロがまるごと1匹3万3000円。
 あのバカでかいカマの塩焼き(煮つけでもいい!)、うまいだろうなー。
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2008/11/23 09:07|食べ物・飲み物TB:0CM:4

年に一度、深夜のリーフ徘徊


 必要な道具は3つだけ。
 懐中電灯。
 長めのマイナスドライバー(または先がフック状の特製金具)。
 網状の袋(またはレジ袋)。

 深夜2時の怪しい徘徊である。

  *  *  *

 ずっと山で暮らしていた私が、島に来てから知ったことがある。
 大潮。

 潮の満ち引きの高低差が大きいことだ。
 満月か新月のころがそれにあたる。
 地球・月・太陽が一直線に並んで海水が膨らむように引っ張られるからである。
 (→説明はこれでいいのかしら?)

 その大潮の最大級が年に2回あり、毎年春(4月)は昼間、秋(11月)は夜間、リーフがカラカラに干上がる。
 今夜が、秋の部の当日なのだ。
 初体験! 濡れ手に粟。
 ぶらぶら歩くだけでサザエが拾えるのだそうである。
 (春のは特にサニツ<浜下り>と呼ぶ一大イベントだ。)

  *  *  *

 このところ奥様にぎゅうぎゅう絞られっぱなしでずいぶん愚痴っぽくなった島んちゅ、Kさんに誘われた。
 その夜は、奥様サービスの意味も込めて、彼女お気に入りの入り江に出かけたのである。
 雲におおわれがちな満月が時々顔を出す、生暖かいとも涼しめともいえる微妙な晩だった。
 
 深夜の貝拾いがなぜいいのか。
 昼間は岩陰に隠れている貝類が、夜はうまいものや彼女を探してうろうろするので見つけやすいのである。
 ベテランおばあなら寝ている魚やタコまでもゲットする。

 首から電灯をさげ、なるべく見やすいようにと中腰の姿勢で、干上がったリーフをあっちへこっちへひたすら歩き回る。
 小魚やミニサイズのタコ、沢ガニみたいなの、捕まえられそうにないウナギは見た。
 しかし素人の目は、一つも貝を捕らえなかった。
 足元は滑るし、穴はあるし、眠りそうになるし、腰や首が痛くなるし、飽きてくるし、腹は減るし。
 1時間以上徘徊して、私はまったくのおけら。ぼうず。

  *  *  *

 サザエ4個と知らない名前の貝を1個、Kさんは、一家が収穫したすべてを私に持たせてくれました。
 愚痴のKさんから、思いきり同情されたのです。
 翌日、グリルで焼き、じゃりじゃりする苦いしっぽまでありがたく食べました。
 
 それにしても、
 「昔は捨てるほど獲れたのになぁ」
 お決まり。
 Kさんはやっぱり愚痴ってくれました。
 
2008/11/18 11:08|自然TB:0CM:10

カヤッフィア(中の島)のど真ん中に落ちる夕日


 暦の上では冬ですが、伊良部島はやっと秋らしくなってきた、といったところです。
 まだぎりぎり、太陽が出ていれば海に入れます。

 島1番の夕日の名所といえば、夏の盛りならば佐和田の浜(日本の渚百選)です。
 (そして2番目は、我田引水自画自賛、わがカサ・デ・アマカのテラスです。)

 それが今の季節、カヤッフィア(中の島海岸)のど真ん中に落ちています。
 シュノーケリングのメッカで夕日が見られるなんて、この季節の特権です!
 (秋から冬、春先にかけて、佐和田の浜では下地島滑走路の陰に落ちるので、島の夕日らしくありません。)

 季節がすすむにつれて日は傾き、沈む場所がずれるということを、伊良部に来てあらためて実感しています。

  *  *  *

 この日の日没は5時52分。
 ゲストの、子宝ノリコさんと♀空手家タナカさんといっしょに無人のカヤッフィアに行きました。
 缶ビールとつまみ持参です。
 やや雲は多めですが、波の音と夕焼け。たまりません。

 肩に手を掛けたくなりそうな雰囲気になります。
2008/11/15 10:25|自然TB:0CM:3

リフォーム社長のサプライズ!


 カサ・デ・アマカに1か月も滞在したケーちゃんがいよいよ出発しようというその朝、フェミニストのリフォーム会社社長が持ってきてくれました。
 厳しい妻の眼をうまくかわしつつ、社長はいつも気が利くのです。
 社員のムーネさんは名うての素潜りハンターで、獲物は前の晩、彼が仕留めました。

  *  *  *

 体長20センチ。ビーズのようなつぶらな瞳が離れて附いているので、間が抜けたような愛嬌がある。
 (写真の上部の穴は、ハンターにモリで突かれた跡。)
 楕円形の固い殻はゆでると赤みを帯びるが、もとは、岩場に溶け込むようなまだら模様のグレーぽい色をしている。
 殻の裏側にはイセエビに似た尻尾が丸まっている。
 2本の触覚がすっと伸び、わさわさ動きそうな脚が薄気味悪く左右に5本づつ並ぶ。

 島の市場にはけっして出回らない。ハンターが自分で食べてしまうからだ。

 獲物の名はゾウリエビ!

  *  *  *

 ゆでて、氷水で締めていただいた。
 尻尾だけ知らずに出されたらイセエビとほとんど区別がつかないと思う。

 なめらかで柔らかい白身にはほんのり塩が効き、よって海のほのかな甘みと、磯のうまみが浮き上がる。
 歯ごたえのある弾力と身のしまり加減を問題にするならば、イセエビがやや上である。
 舌を喜ばせる滋味を問うならば、ゾウリエビがやや上である。

 ミソはわずかしかない。苦みが淡く、ちょいの間上がりみたいなもので思慕があとを引く。
 も、、もっと食べたい!

  *  *  *

 ケーちゃんはいっしょに届けられたイセエビに餓鬼のごとくかぶりつきました。歯が光っていました。
 本人に気づいている様子はありませんでしたが、手や口の周りにはミソが血のようにこびりつき、卓上には殻と身の破片が戦場のように散乱しました。
 地獄絵でした。

 むきだしの欲望を眼前にしてしまうと、恋の旅路も引き返したくなることがままあるものです。

(注)この日記はフィクションであり、実在の人物とは何の関係もありません。
2008/11/10 09:37|食べ物・飲み物TB:0CM:6

オジイもつやつや現役、ウミヘビのぶつ切り汁


 「食べ慣れているオジイ漁師は、強精効果で背中がつやつや、その道でも現役を誇っている」
 とジェニーAから聞きました。池間島漁師の血筋なので「おれも自信ある」と眼は語っていました。

 高級食材ウミヘビのぶつ切り汁です。

 名人がいつものポイントで釣りをしていたら、目の前をうにょうにょ泳いでいたので、アミでさっと金魚すくいして捕まえたそうです。(黒い縞模様の、コブラの毒をもつウミヘビである。正式にはエラブウミヘビといい、沖縄では普通イラブーと呼ぶ。)

 料理は、名人の弟の愛妻、ミワちゃんが担当しました。
 ウミヘビは、精がつく替わりに「臭い」と悪評があるらしいが、ミワちゃんは料理上手です。
 ショウガと散らしたヨモギで、澄んだ味に仕上げました。

  *  *  *

 身の見かけは、うろこで巻いた「のり巻き」のようで、断面からは白い筒状、あるいは黒っぽい内臓など色んなものがビラビラはみ出している。
(ここでもう、ダメな人はダメかな

 長時間かけて煮詰めたわけではないので、皮と筋肉は弾力十分である。
 うろこが気にならないのは、ミワちゃんが除いてくれたからだろうか(未確認)。

 身を直接手に持ち、前歯で食いちぎると、アマゾンで唐揚げネズミに食いついているようなワイルドな気持ちになった。攻撃的姿勢が、うまさを倍増させる。
 骨からはがすのがけっこう厄介だが、その弾力ぶりが悪くない。ゴムを通り越してコリッという感じに近い。
(この弾力で、ダメな人は脱落かも

 ヘビなので、どこを切っても背骨と肋骨があらわれる。
 その背骨と肋骨に包まれた内臓が期待を上回る美味さだ。
 部品名は不明だが、黒っぽいところは鳥の腎臓のような味がした。
 細い筒状の腸は柔らかくて上品。あっさり、くせがない。
(ここまで来れば別世界が開ける

  *  *  *

 ご覧のお椀を一杯いただくと、気のせいか、期待しすぎたせいかわかりませんが、体がこころもち温かくなり、汗が出てきました。目がすっきりしてきました。

 さて行くかっ
2008/11/07 12:12|食べ物・飲み物TB:0CM:6

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